コンテンツ・イベント事業者必見!コンテンツグローバル 需要創出促進事業費補助金

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、音楽や演劇、伝統芸能等の文化的活動の中止が相次ぐことを受け、特定非営利活動法人映像産業振興機構補助金事業部が「コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金」という補助金を出すとの発表がありました。今回は本補助金の中身を見ていきます。

なお、詳細は下記の公式HPからご覧ください。
公式HP
公募要領

コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金の対象者は?

「対象分野」と「申請対象者」と「対象事業」がそれぞれ定められています。下記条件に全て当てはまることが条件となっています。

対象者
【対象分野】
コンテンツ全般(音楽、演劇等のほか、伝統芸能を含む芸能)

【申請対象者】
コンテンツのライブ公演の主催者となる法人
※新型コロナウイルス感染症のまん延の影響により2/1以降に予定していた公演を延期・中止した法人に限ります。
※非営利法人や地方公共団体も申請できます。

【対象事業】
国内で今後公演を実施し、その収録映像を活用して制作した動画(最低5分以上)を海外に発信する事業
※新型コロナウイルス感染症に関する政府、都道府県等の方針、要請等に反しないことが必要です。

要するに新型コロナウイルス感染症の影響により2020年2月1日以降に予定していたイベントが中止となり、その中止分のイベントを今後開催する予定があり、そのイベントを動画で海外に発信する法人事業者のみが対象となります。

コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金の補助率は?

1案件に付き補助率50%で最大補助金が5,000万円と定められています。要するに1案件にかかる費用が1億円以上で審査に通れば最大補助金の5,000万円が補助されるという認識でOKです。

コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金の補助対象経費は?

以下の通りに定められています。

補助対象経費項目
・公演の制作費、会場費、運営費、権利使用料、感染予防対策費
・公演の収録映像の一部又は全部を活用した動画の製作費、海外配信費 等

あくまでも公演等の開催演出に直接かかった経費が対象となり、宣伝広告費や社内人件費は対象外となる点に注意しましょう。

コンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金の申請方法は?

専用のWebページにアクセスして手続きを進めていきます。郵送では受け付けていないので注意しましょう。また、応募期限は2021年1月29日までとなっているので合わせて注意しましょう。

まとめ

今回はコンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金」の概要を見ていきました。対象条件、申請方法、審査通過後の手続き、成果報告等、申請と申請後の対応にそこそこ労力のかかる補助金となっているので、申請する場合は専門家に依頼した方が費用対効果は良さそうな補助金です。

しかし補助金額最大5,000万円は魅力的なので、興味のある事業者は公募要領をしっかりとチェックして申請してみてください。