誰も教えてくれない?!クラウドファンディング成功までの㊙テクニック

インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集められるクラウドファンディング。従来の資金調達とは異なり、誰でも気軽に始めることができますが、軽い気持ちでクラウドファンディングを実行するとほぼ間違いなくその企画は失敗に終わります。

今回はそんなクラウドファンディング成功までの誰も教えてくれない㊙テクニックを4つご紹介!知っているか知っていないかでクラウドファンディングの成功確率が大幅に変わるので、これからクラウドファンディングを始める人も過去にクラウドファンディングを行った経験がある人もクラウドファンディング自体に興味がある人もぜひご覧ください。
※主に購入型クラウドファンディングに関する計画術の紹介になります。

クラウドファンディングとはどういうものなのか?実行するために必要な準備は何か?についてはこちらの記事をご覧ください。

㊙テクニック①:クラウドファンディングに対する心構え

まず最初の㊙テクニックは心理的な側面のテクニックです。タイトルの通り、クラウドファンディングに対する心構えになります。ズバリ一言でいうと、クラウドファンディングは単なるお金を集める装置ではなくあなた自身の信用をお金に変える装置だと思って取り組んでください。

誰でも簡単に実行できるクラウドファンディング。しかしお金を集めるのはそう簡単なことではありません。頑張って企画してプラットフォーム上に掲載してもお金が集まる企画とそうではない企画が存在します。それらの大きな違いは何でしょうか?

企画の中身にも左右はされますが、大きな違いは企画者やそれに関わっている関係者の信用力です。これまで積み重ねてきた実績や周りの人から見た時の信頼度がクラウドファンディングの成否に大きく関わってきます。

あなたが支援者の立場になった時によく考えてみてください。どういう企画に支援や投資をしたいですか?ただ単に魅力的な商品がもらえる企画に支援や投資したいという人もいるかも知れませんが、圧倒的に多いのは実行者がどんな人でこれまでにどんな行いをしてきた人か、あなたにとって実行者がどういう人か、というのが支援や投資する時の大きな判断材料になっているはずです。

その真実を見誤らずにクラウドファンディングを行うことをぜひ心がけてみてください。

㊙テクニック②:クラウドファンディングの本当の下準備

次の㊙テクニックはクラウドファンディング実行前の実務面でのテクニックです。クラウドファンディングを企画・実行するにあたって専用ページを作ったり、それに対応したリターンを考えたり、企画者はやるべきことがたくさんありますが、その中でも最も重要視すべきものはあなたのファンやコミュニティを形成するということです。

これは前述した㊙テクニック①に通ずる所も大きいのですが、クラウドファンディングの成功の秘訣はひとえに企画者やそれに関わっている関係者の信用力を上げることです。そのための最善策としてファンやコミュニティ作りに注力してください。

クラウドファンディングを始めるとどうしても企画の中身やリターンを考えることに注力して、肝心なファンやコミュニティを形成することをないがしろにする人が多いです。決して簡単な下準備ではないですが、クラウドファンディングを開始する前にはあなたの思いや気持ちを受け止めて応援してくれるようなファンやコミュニティの形成を行いましょう。

㊙テクニック③:プラットフォームを味方につける

3つ目の㊙テクニックはクラウドファンディング開始直前や実行中に関する応用テクニックです。実はクラウドファンディングサイトでは短時間で急激に注目されている企画や支援額が一気に伸びている企画に対して、プラットフォーム側が広告を打って不特定多数の人にあなたの企画を宣伝してくれる場合があります。

そんなお得な広告宣伝に乗っかるための目安としての方法を㊙テクニックとしてお伝えします。必ずしもこれをすべて満たしたからといって取り上げられる保証はありませんが、確率がグンと上がります!

プラットフォーム側に着目されるための3つのポイント
1.開始1日目に1000回以上、企画が閲覧されている場合
2.開始1日目に支援額が100万円以上集まっている場合
3.開始1日目に目標金額に対して50%以上の支援額が集まっている場合

こう見ると開始1日目のスタートダッシュがとても大切ということがよく分かりますね。開始1日目に1000回以上の閲覧や100万円以上集めるというのはなかなか難しいですが、開始1日目に目標金額の50%を達成させるというのは割合での数値なので、目標金額の設定額次第では容易にクリアできる項目です。

計画的にあえて目標金額の設定値を下げてプラットフォーム側から着目されるように仕掛けを行い、本当の目標金額は達成200%を目指して取り組むのも良い作戦かもしれません。

㊙テクニック④:結果を次に繋げる

最後の㊙テクニックはクラウドファンディング後のテクニックです。クラウドファンディング成功までの㊙テクニックなのにクラウドファンディング後のテクニックってどういうこと?と思われるかもしれませんが、本来クラウドファンディングというのはその仕組を使って不特定多数の人からお金を集める手段に過ぎません。企画を実行するのはその後で、強いて言えばクラウドファンディング後が本当の本番ということになります。

そんなクラウドファンディング後の㊙テクニックですが、クラウドファンディングの成否を問わず、その結果を今後の企画の実行に大きく反映させることが重要です。

もし残念ながら目標金額に到達せずにクラウドファンディング失敗になった場合、ただそれを失敗として終わらせるのではなく、なぜ上手く資金が集まらなかったのか、どこを改善すれば成功したのか等の振り返りを行うことが重要です。クラウドファンディングの結果は市場調査に大いに役立ちます。どういう人が支援してくれたのか、どういうリターンが人気だったのか、どういう宣伝方法が成功したのか等、実際にクラウドファンディングを実行してみないと分からないことはたくさんあります。単純な失敗で終わらせるのではなく、次の成果に繋げるための勉強材料として役立てましょう。

見事目標金額を達成し、クラウドファンディング成功になった場合もそのまま成功してよかったで終わらせるのではなく、その実績を多方面に宣伝してより多くの人々の目に触れるようにしましょう。支援者や支援額が大きい場合はメディアへの露出も検討して、クラウドファンディングページ自体を広告宣伝に用いて、自身の企画の実行までの追い風にしていきましょう。

さいごに

今回はクラウドファンディングに関する成功までの㊙テクニックを4つ紹介しました。心理面や実務面で知っておくとかなりお得なものばかりなので、これからクラウドファンディングを検討している人や知人でクラウドファンディングを実行しようとしている人がいたら、ぜひ今回のテクニックを思い出しながら挑戦してみてください。

本記事での要点
①クラウドファンディングは単なるお金を集める装置ではなくあなた自身の信用をお金に変える装置ということを覚えておく
②あなたを応援してくれるファンやコミュニティをしっかりつくっておく
③プラットフォーム側の広告に載せてもらうためにクラウドファンディング開始1日目の仕掛けは最大限注力する
④成否に関わらずクラウドファンディングの結果を後の行動に活用する